自宅の近くには碌な食べもの屋が無く、外食というと常に車で出撃。
今回は、以前から携帯電話の"いつか行く店"フォルダにブックマークされていた2軒へ。
[骨付鳥専門店 一鶴]
ケンタッキーのチキンを日本一綺麗に食べきり、肉はおろか軟骨部分までガリガリと食してしまう嫁を連れて、評判が良い骨付鳥専門店へ。
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香川名物だという骨付モモ肉の焼鳥専門店。横浜駅前にも支店がありますがドライブを兼ねて青葉台店で遅めのランチな午後3時。
メニューの選択肢は"おや鳥"か"ひな鳥"の2択でしたので一つずつオーダーし、追加で鳥飯とサラダを。
なんでしょ、(特におや鳥の方は歯ごたえもあり)確かに美味しい...ですが、鳥のモモ肉に1,000円近い金額を払うのだからこの位の味は出すだろというレベル。
良い肉さえ手に入れられれば容易に自宅で再現できます。多分。
で、味付けが濃すぎ。多分ビールのツマミには丁度良いのでしょうが、明らかに塩分過多。
酒飲みが行く店ですね。残念、下戸の評価で恐縮ですが、コストパフォーマンスでケンタッキーの圧勝。
[華隆餐館]
嫁の両親は四川省の出身です。
なので、嫁が作る麻婆豆腐は中華屋で食べるシロモノとは全く味が異なり。
花山椒と麻油で適度なピリ辛。"ごはんがごはんがすすむくん"です。
で、この店。
刀削麺という、"生地の塊を持って(あるいは頭の上に乗せ)湯の沸いた鍋の前に立ち、くの字型に曲がった包丁を用いて生地を麺状に削り落として直接鍋の中に入れ、茹でて作る。(wikipediaから引用)"麺の専門店。
カウンターに陣取って深呼吸してみたところ、義理の母が遊びに来た際に持ってきた本場の調味料類が収められている自宅のキッチン収納庫内と同じ匂いがしました。
3名の店員さんは勿論、お客さんも8割方は中国の方。店の雰囲気は、そのまま現地の食堂。
メニューには日本語と辛さの表記が書いてありますが、壁に張ってあるお品書き(こちらの方がメニューより品数多そう)は完全中国語。嫁の解説が無ければ何の料理か分かりません。
カウンターの向こうでは店のお姉さんがせっせと麺を削り、できあがった刀削麺に素手で豪快にトッピング。炒め物担当のニーチャンの腕には見事な刺青。:-)
辛くないという"牛筋刀削麺"を自分用に。大連生まれ上海育ちの嫁は"四川担々刀削麺"を。さらに嫁の一押しである毛血旺(豚の血のスープ).........はパスして次点でオススメのハチノスを追加。
ヤヴァイです。この店。辛さの質が。
嫁の麺を味見させてもらい、辣油で和えたハチノスを食してみたところ、歯医者の麻酔を弱めにかけられたかの様に痺れるクチビル!シャンプー付けたら頭洗えるんじゃねーの?ってくらいに、頭皮にまで噴出す汗。
カウンター後ろのテーブルに後から入ってきた辛いもの散策と思しき女子3人組も奇声をあげてます。
しかしながら味の方は合格。
太さが不揃いなため、一口でモチモチ部分とシコシコ部分が一度に楽しめる麺の食感もGOOD。
個人的(お手軽系)中華料理店ランキングで1位に君臨している錦糸町の大三元に並んで堂々の1位タイをGET。
車で10分という近さでもアリ、暫く通いそうな予感のする店でした。
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