vpsの最近のブログ記事

Feb
04
2008

安くて安定しているVPSサーバ探しの旅をしているわけで。
現在契約しているヤツは、VirtuozzoVPSなのです。

同じプロバイダで、CentOS5が載っているものに契約変更しよう思い、とりあえず2週間の無料試用を申し込みました。で、現在SSHログイン中。

# cat /proc/cpuinfo してみたところ、新しい方はIntel(R) Xeon(R) CPU 5110 @ 1.60GHzが4つ見え、現在のはIntel(R) Xeon(TM) CPU 2.80GHzが、同じく4つ。
20世紀に組み立てPC(自作という言葉は嫌い)は卒業したので、最近の情報には疎いですが、クロック低くても前者のほうが偉いのかしら?

メモリ周り他に関して、Virtuozzoの割り当てリソースは、
# cat /proc/user_beancountersで確認できまして、こんな感じ。

Version: 2.5
uid resource held maxheld barrier limit failcnt
930: kmemsize 2938470 2960867 10485760 10485760 0
lockedpages 0 0 512 512 0
privvmpages 36457 36487 196608 196608 0
shmpages 768 768 65536 65536 0
dummy 0 0 0 0 0
numproc 35 35 150 150 0
physpages 6606 6612 0 2147483647 0
vmguarpages 0 0 61440 2147483647 0
oomguarpages 6606 6612 1228800 2147483647 0
numtcpsock 11 11 256 256 0
numflock 7 8 400 420 0
numpty 1 1 32 32 0
numsiginfo 0 0 512 512 0
tcpsndbuf 98384 98384 1920000 31457280 0
tcprcvbuf 180224 180224 1920000 31457280 0
othersockbuf 42484 42484 960000 3284582 0
dgramrcvbuf 0 0 960000 3284582 0
numothersock 28 28 512 512 0
dcachesize 313484 316429 3145628 3145728 0
numfile 1356 1365 8192 8192 0
dummy 0 0 0 0 0
dummy 0 0 0 0 0
dummy 0 0 0 0 0
numiptent 10 10 128 128 0

表示項目の詳細は、ココを参照していただくとして、上の数値は、現在契約しているCentOS3な環境と全く同じ。
で、そちらで同じコマンドをたたくと、1行目から

uid resource held maxheld barrier limit failcnt
206: kmemsize 5178431 5196420 10485760 10485760 12699

というイカしたfailcnt値。過去には、1度だけですがメモリ喰い尽くして無反応になり、サポートにrebootをお願いした経緯もあり。

ググッてみると、

Jetspeed Blog『Xen、OpenVZ、VMWareなど仮想化環境の印象』

メモリ周りの制限が厳しい。
実際にゲストOSに割り当てら得れたメモリがまるまる使えるというわけではないようで、レンタルサーバでは512MBのプランを契約しているが、デフォルトの設定ではApacheとMySQLを立ち上げただけで空きメモリがほとんどなくなってしまうなど、メモリ周りの処理に不安を感じる。

というような報告をされている方もあり。
どうせ遊びの鯖だし、ここは趣向を変えてXenなVPSにしてみようかと思い始めました。
パーティショニングで仮想化しているVirtozzoよりも、それぞれのGuestOSのカーネルを起動してくれるXenの方が良いような気もしますし、ちょいと魅力的なプロバイダも見つけてしまいましたので。

Feb
06
2008
というわけで、徐々に候補が絞り込まれてきたVPSサーバ。 スペック比較はこんな感じ。
クララオンライン Quantact Server Axis
概要 国内。サービスを乗り換えつつ数年使用。サポート抜群。不満はVirtuozzo採用による(と思われる)パフォーマンスの低さ。回線速度は優秀。 海外。XenとOpenVZが選択できる。後者なら、月額$9.99~と、コストパフォーマンス良好。ユーザの評判も良好。 海外。情報はあまり無いが、割り当てられるリソースが非常に豊富。GlobalIPも標準で5コもらえちゃう。こちらも、国内勢に比べると高コストパフォーマンス。
(検討しているコースの)費用 初期:\0-
月額\6,980-
初期:$0-
月額$34.99-
初期:$0-
月額$35-
CPU Intel(R) Xeon(R) CPU 5110 @ 1.60GHz *4 (*2?) Dual Xeon Multi-Core Opteron
RAM freeで見ると、5GB見えますが、# cat /proc/user_beancountersの出力からして、Maxで768MBと思われ。 160MB 512MB
Disk 8GB 7.5GB 50GB
仮想化 Virtuozzo Xen
OS
  • CentOS4 or 5
契約時に選択。re-installは\10,000-
  • Fedora 3/4/5/6
  • Centos 4/5
  • Debian 3.1/4.0
  • Ubuntu 6.06/7.04
  • Gentoo 2005 S1
  • Slackware 10/11/12
コントロールパネルからre-install可能
  • Fedora 3/4/5/6
  • Centos 4/5
  • Debian 4
  • Gentoo Linux 2007.0
  • OpenSUSE 10.1
  • Ubuntu 6.06/7.04/7.10
コントロールパネルからre-install可能
ってな感じ。
お小遣い使用可能なCredit CardはJCBなので、海外だと使えない。Quantactは2ヶ月目からPayPalで良いらしいので、1ヶ月目だけ自宅カードで払うとしても、Server AxisはWebに支払方法の記載が無い。
スペック的には、フツーに考えたらServer Axis。でも、ココは、Webの出来の悪さがサポート品質の悪さを想起させるなぁ。オンラインサインアップのページも無いし。
確認がてら、支払方法などメールで聞いてみよう。
でかでかと書いてありましたね。Order Now!って......orz 今日は遅いし、週末は3連休だから、嫁さんにVISA決済の交渉して、明日signupしてみよう。
Feb
09
2008

前のエントリに書いた、ServerAxisのVPSにサインアップ。
クレジットカードをデジカメで撮影して添付する必要がありました。

ただ今sshログイン中。ちょっと眺めてみたところ、本当に素の状態で、ただOSが起動しているだけ。
sshもrootでリモートログインできちゃう。

# ps ax
  PID TTY      STAT   TIME COMMAND
    1 ?        Ss     0:00 init [3]
    2 ?        S      0:00 [migration/0]
    3 ?        SN     0:00 [ksoftirqd/0]
    4 ?        S      0:00 [watchdog/0]
    5 ?        S<     0:00 [events/0]
    6 ?        S<     0:00 [khelper]
    7 ?        S<     0:00 [kthread]
    9 ?        S<     0:00 [xenwatch]
   10 ?        S<     0:00 [xenbus]
   16 ?        S<     0:00 [migration/1]
   17 ?        SN     0:00 [ksoftirqd/1]
   18 ?        S<     0:00 [watchdog/1]
   19 ?        S<     0:00 [events/1]
   22 ?        S<     0:00 [kblockd/0]
   23 ?        S<     0:00 [kblockd/1]
   24 ?        S<     0:00 [cqueue/0]
   25 ?        S<     0:00 [cqueue/1]
   29 ?        S<     0:00 [khubd]
   31 ?        S<     0:00 [kseriod]
   91 ?        S      0:00 [pdflush]
   92 ?        S      0:00 [pdflush]
   93 ?        S<     0:00 [kswapd0]
   94 ?        S<     0:00 [aio/0]
   95 ?        S<     0:00 [aio/1]
  225 ?        S<     0:00 [kpsmoused]
  249 ?        S<     0:00 [kjournald]
  286 ?        S<     0:00 [kauditd]
  993 ?        Ss     0:00 dbus-daemon --system
 1082 ?        SNs    0:00 anacron -s
 1091 ?        Ss     0:00 /usr/sbin/atd
 1111 ?        Ss     0:00 hald
 1112 ?        S      0:00 hald-runner
 1141 ?        Ss     0:00 login -- root
 1142 tty1     Ss+    0:00 /sbin/mingetty tty1
 1144 tty2     Ss+    0:00 /sbin/mingetty tty2
 1147 tty3     Ss+    0:00 /sbin/mingetty tty3
 1149 tty4     Ss+    0:00 /sbin/mingetty tty4
 1154 tty5     Ss+    0:00 /sbin/mingetty tty5
 1156 tty6     Ss+    0:00 /sbin/mingetty tty6
 1231 ?        S      0:00 /usr/bin/python /usr/sbin/yum-updatesd
 1240 ?        Ss     0:00 -bash
 1428 ?        S<s    0:00 /sbin/udevd -d
 1522 ?        Ss     0:00 syslogd -m 0
 1525 ?        Ss     0:00 klogd -x
 2016 ?        Ss     0:00 crond
 2067 ?        S<sl   0:00 auditd
 2069 ?        S<s    0:00 python /sbin/audispd
 2110 ?        Ss     0:00 /usr/sbin/sshd
 2123 ?        R+     0:00 ps ax

httpdやMTAは勿論、xinetdさえ入ってません。:-)

弄りだしたらOS再インストールなんて滅多にやらないだろうと思い、一度試してみたのですが本当に簡単。

56-reinstall.jpg

こんな画面で数回クリックするだけで、数分後には新しいOSで起動します。素敵。

さて、先ずはsshのrootログインでも塞ぐか....

# vi /etc/ssh/sshd_config
.
.
#PermitRootLogin yes
PermitRootLogin no
.
.
# /usr/sbin/sshd -t
# /etc/init.d/sshd restart
Stopping sshd:                                             [  OK  ]
Starting sshd:                                             [  OK  ]

事前の一般ユーザ作成をお忘れなく。
でも、失敗してもVirtual Consoleからのログインも可能なので問題なし。素敵。

後は、インストール直後で見通しが良いうちに、不要なサービスの停止だの仮想コンソール数の削減だのを行いますが、この辺りは開設されているサイトも多いので割愛。
あ、タイムゾーンもJSTにしておこう。

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